うつ病を治す具体的な方法まとめ!原因と対策も徹底解析!
今日本のうつ病患者は200万人以上と言われています。
おおよそ100人中1~5人はうつ病患者がいることになります。
私の友人も昔うつ病で学校に通っていなかったし、今現在会社で休職している人もいます。
このようにうつ病は珍しい病気でもなく、明日は我が身なのです。
特に真面目な人ほど考えこんでしまう傾向にあるので注意が必要になります。
ですから今後うつ病にかからない為の対策を、もしくはすでにうつ病の人はその治し方を徹底解説していきます。
うつ病の原因
うつ病と言う単にネガティブでやる気がでないだけの精神的病と思われる方が多いですが、実際は動悸や息苦しさなど身体的な症状もみられるんですよね。
その原因はネガティブな思考にあります。
例えば「自分には無理だ」という自己否定感。
自己否定感は常に緊張状態を維持します。
緊張状態は筋肉がこり固まり、血管を圧迫するので血流が悪くなります。
血行が悪化すると頭痛や腰痛、動悸などといった身体的症状が出てくるのです。
またよくあるのが、ストレスがうつ病の原因になることです。
友人や愛犬の死。
職場異動による長距離出勤や対人関係など思わぬことがストレスになり、結果それがうつ病を引き起こす原因になるのです。
このようにうつ病は心の不安定さによって発症する病です。
しかし例外として、病気の治療薬などが脳に影響を及ぼし、うつ病を引き起こす場合もあります。
この場合病気で元気がないのだと見過ごされがちになってしまうので注意が必要です。
うつ病の対策
ではそんなうつ病の対策はどうしたら良いのでしょうか?
基本的にうつ病は心の病だとお伝えしました。
そのため自己否定をせずにポジティブに考えることでうつ病になりにくくなります。
しかしすでにうつ病の人はポジティブに考えることはなかなかできるものではありません。
うつ病の自己否定はさらなる自己否定を呼び負のスパイラルに陥ります。
何もしていない自分に罪悪感を感じ、それがさらなる自己否定に繋がるのです。
ただ、何もしないでボーッとしているのは非常によくないです。
うつ病を悪化させてしまう原因になります。
何かに取り組むと考える時間が減るので、必然的に自己否定をする時間も減ります。
そうなるとうつ病の改善にも繋がります。
でも何をした良いの?と思われるでしょう。
ですので具体的にどんなことをしたら良いかいくつか参考事例を紹介していきます。
散歩をする
いきなりハードルが高いかもしれませんが、一番は外に出ることです。
外に出て光を浴びることでセロトニンという物質が分泌されます。
セロトニンはストレスを軽減して、幸福を与えてくれる物質です。
ただ、うつ病を患っていると外にでたくないと思います。
そんな時は10歩でいいから散歩してみてください。
極論をいってしまえば、一瞬外にでて扉を閉めたら、すぐに扉を開けて室内へと戻ってもいいです。
これを1日一回でもいいのでしてください。
そうすると、「今日は10歩くらい歩いてみるか」という気分になる時が必ずきます。
うつ病を治すのに効果的なのは最初の一歩を踏み出すことです。
ですので、一瞬でもいいから外に出ることを意識してみてください。
また外に出ることで、メラトニンという物質が分泌されます。
メラトニンは睡眠の質を高めてくれますので、うつ病の症状にもある睡眠障害にも効果的なのです。
普段とは逆の手を使う
生活に支障をきたさない程度で、普段使っている手と逆の手を使うことを意識してみてください。
スマホを右手で使うなら左手を。
コップを左手でもつなら右手を。
このように普段とは逆の手を使うことで脳が刺激されます。
人間の脳はは右脳と左脳の分かれており、 右手を使うと左脳が。
左手を使うと右脳がメインで使われます。
しかし、脳というのは非常に怠け者で積極的に活動しようとしません。
そのため、両方の手を使うことは両方の脳を使うことになり、結果それがうつ病の改善に繋がるのです。
また、左脳は倫理的な思考をします。
それに対して右脳は直感的に物事を判断します。
つまり、左脳はやる前にいろいろ考える。
右脳は考える前に行動するということです。
ということは左手を使うことは右脳を使うことになるので、ゴチャゴチャ考える前に行動することになります。
そうなるとうつ病を改善しやすくなるのです。
このように普段とは逆の手、特に左手を使うことはうつ病の治療に効果的にと言えます。
しかし、ポイントは生活に支障をきたさない程度で行うことです。
生活に支障をきたすほど行うと、それが逆にストレスになってうつ病を悪化させる原因になり兼ねませんので注意してください。
筋トレをする
筋トレをすることもうつ病の治療に効果的です。
うつ病は自己否定感が強い、つまり自分に自信が持てないということです。
ですので筋トレをしおて筋肉をつけることは自分の自身に繋がり、結果自己否定感が弱まりうつ病改善に繋がります。
また有酸素運動をすることで体内に酸素を取り込むと、全身の酸素濃度を濃くなります。
もちろん脳にも酸素が運ばれるので脳の活動が活発になり、うつ病の改善にも役立ちます。
横にならないで立つ
いくつか紹介してきましたが、まずは立つことからしてみましょう。
人間というのは横になっているとネガティブな思考が強くなります。
逆に立つとポジティブな思考が働きます。
朝目を覚ましても横になっているとやる気が起きないですよね。
でも立ってしまうと、一気にやる気が起きます。
このように、たかが立つことかもしれませんが、立つこともうつ病改善になり得るのです。
うつ病を治すときに意識してほしい考え方
ここからはうつ病を治すうえでの考え方をご紹介します。
非常に大事な考え方ですので、ぜひ意識してください。
完璧主義をやめる
人は誰しも「ちゃんとやらないと」「もっとしっかりやらないと」という完璧主義をもっています。
うつ病を患うと、「もっと、もっと」という感情が強くなります。
結果それが自己否定に繋がるのです。
散歩を例に出すと、15分も外にでて歩く必要なんてありません。
もちろん15分歩いた方がいいのは確かです。
しかし、最も大事なのは外にでること、一歩でも一瞬でもいいから外に出ることが大事です。
そのために完璧主義をやめましょう。
完璧にやろうとするから、できないときにさらに自己否定をしてしまいます。
目標は大きくなくていいです。
小さいな目標から達成感を積み上げましょう。
ファーストステップを意識しよう
何かをするときは最初の一歩が非常に大事です。
人間何もしないとやる気はでません。
やる気といういのはやったら出るものです。
学校のテスト勉強もやる前はやる気は出ませんが、やってみたら何ページも進んだ!なんてことありましたよね。
このようにまずはやってみることが大切です。
「あの人なんでもできて天才だな」と「自分にはできっこないや」という人の違いはやったかやってないかです。
どんなに小さなことでもいいからまずはやってみましょう。
腕立て3回でも
腹筋3回でも
本を1ページでも
外に1歩でも
腕立ての体制に入ったのに3回しかやらないのはもったいない。
という考えになります。
ちょっとやったらやる気が出てきてやりたくなるものです。
そのためにファーストステップを意識しましょう。
まとめ
以上うつ病の対策と解決策をいくつか紹介してきました。
ポイントは、
- ボーッとする時間を作らない
- 何かに取り組む
- まずは立つことから
- 絶対達成できる小さな目標を掲げよう
- ファーストステップを意識しよう
うつ病は精神的病ですが身体的症状も伴います。
もしあなたの周りにうつ病患者がいるとしても、無理に外に連れ出すことはやめてください。
なぜなら、それがストレスになるからです。
うつ病の治療の第一歩は明確に治したいと思うこと。
治したその先の未来を見せてあげてください。
「自分には無理だ」とか可能性の話は置いといて、治したら何が待っているのか。
それを患者にイメージさせてあげてください。
くれぐれも強引に連れ出すようなことはしないようにしてくださいね。
ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。